作家さんやゲストの方々、編集部員がわたしの「すきなもの」について語るリレー連載。
多くの人々がなにかに熱中することが、身近な光景になったこの頃。
「すきなもの」も、それに対する気持ちも十人十色。
それを語り、共有することでわたしたちの気持ちが見えてくるかも?
バナーデザイン:惣田紗希

今回は編集部員Nによる【映画】紹介回です📽️
わたしにとって物語は、わたしを救ってくれるものであり、
それを通して現実を見つめなおすことができるフィルターのようなものでもあります。
OUR FEELはマンガをお届けするサイトですが、
“どんな気持ちも、わたしだけのもの。”というOUR FEELの理念に通ずる作品が
映画にもたくさんあると思っているので、そんな作品を紹介したいと思います。
今回はOUR FAVORITE THINGS vol.1で紹介した『ウィキッド ふたりの魔女』の
待望の続編『ウィキッド 永遠の約束』をご紹介します ·₊ ໒꒱˚.*
『ウィキッド 永遠の約束』

オズの国に隠された真実を知り、それぞれの道を歩むことになったエルファバとグリンダ。“悪い魔女”として悪名を着せられ民衆の敵となったエルファバは、言葉を奪われた動物たちの自由のために戦い続けていた。
一方“善い魔女”となったグリンダは、希望の象徴として名声と人気を手にするも、その心にはエルファバとの決別が深い影を落としていた。和解を試みるもその願いは届かず、 ふたりの溝はさらに深まっていく。
さらに、突如現れた“カンザスから来た少女”によって、オズの国の運命も大きく動き出す。世界に暗雲が立ち込める中、ふたりの魔女はもう一度、かけがえのないかつての友と向き合わなければならない。
自分自身と、世界そのものを―――永遠に変えるために。
“善い魔女”“悪い魔女”と語られるふたりの、知られざる永遠の約束
前作から引き続き、善とは、悪とはを問う物語ではありますが、
今作は特に“善くある”とはどういうことかを模索する物語なのではないかと思います。
虚構の王であるオズの魔法使いが権力を持ち、動物たちが虐げられるオズの国で、
真っ向から抗うエルファバと、
権力の恩恵に与りながらも内部からなにかできないか模索するグリンダ。
遠くにいるお互いを想い、時に衝突しながら、それぞれの場所で出来ることをやろうと奮闘します。
原題であり作中歌のタイトルでもある『For Good』。
本作の終盤でグリンダとエルファバのデュエットとして歌われるこの曲に、
この物語のメッセージが込められていると感じました。
正しいと思えない世界に対してどう向き合うかに正解はなく、
何が“善い”ことかなんて分からいなし、完全な“善”などないかもしれないけど、
向き合って、考えて、善くありたいと思うことが大事なのではないか。
「あなたが善くあろうとしたことは決して無駄にならない」
そんな風にわたしたちの背中を押してくれるような曲であり、物語だと思います。
オズは夢の国であり、現実世界を映す鏡でもあります。
混乱する世界のなかで、同じようにもがき奮闘している人たちにぜひ届いてほしい物語です。
2026年3月6日(金)より、全国ロードショー!
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